潤いを与えてくれるもの
心の豊かさとか最近はとても耳にするようになったけど、私は毎日に「潤い」があるといいなぁ、幸せだなぁ、、と思ったりします
いまの私にとって音楽や絵画は、日々に潤いを与えてくれる大切なもの。潤いって、たっぷり余分に水分があるってことだから、きっと心の余白になっていくんだと思う
芸術に触れて、感動できる自分でありたい。自然と涙がでたり、体が動いてしまったり。心が震える感覚を持てるって本当に素敵ですよね
部屋にお花を飾るっていうのも潤いになる♪
この前、海外の文化に詳しい義母と話していて、日本のコンサートって観客がみんな微動だにせず観賞してるんだけど、アレって違和感あるよね…と
海外では、音楽に合わせて体を揺らしてる人がいたり、ちょっとそわそわしてる感じの人がいたり(笑)みんな思い思いに自分の感覚を表現しちゃっているらしいのです
日本って、自分が感じてる感覚とか、それで自然と体が動いちゃう感じとか、そういうのを各々が自然に表現できる場ってあんまりないかも。。変わった動きがないっていうのは協調性という面では秩序があって安心なのかもしれないけれど(日本だったらクラブで酒でも飲まないと音楽で揺れたりなんてできなーい)
そんな風に言ってる私ですが数年前までは、音楽や絵画に触れても、美しい〜とかきれい〜とか思ったりはするけれど(←普通そう感じるよね、それでいいよねみたいな)、心から感動することもできず、本当に何も感じられない人でした
本音は途中から退屈で早く会場を出たかったり、美術館とかコンサートに行ってる自分が人から見て素敵だったらそれでいいという何ともな上っ面感。。。泣
買い物や旅行やレストランの素敵ディナーとか目に見える娯楽にしか喜びを見出せなくて、人生にどこか虚しさを感じてたと思う
でも、病気になって、会社を辞めて、いろんな勉強をしつつ自分と向き合いながら過ごしてきて、少しずつ自分がどんな風に感じてるのか、自分はどんなことが好きなのか、どんなことに感動するのか、がわかってきて今があるのかなぁと思います
芸術をすごーく理解してるわけじゃ全然ないけれど、少なくとも自分が心が動く作品っていうのがあって、じゃそれをどんな風に感じているの?とか考えたくなる自分になった
私は3歳の頃からバレエを習っていたのですが、練習はめちゃめちゃ嫌いで(笑)でもバレエが大好きでした
それは今思うと、バレエは子供の私の心に潤いを与えてくれるものだったと思う
お教室でお姉さんたちのバリエーションを見ていて素敵だなぁと憧れたり、母とバレエの舞台を観に行って宝箱のような美しい世界に心が躍るような気分になったり(家に帰って踊っていた、笑)、あとチャイコフスキーとかバレエの音楽がとっても好きでした
最近よく聴いているのは、モーリスラヴェルの「マ・メール・ロワ」の妖精の園。これもバレエ組曲。自分でピアノで弾けるようになりたいな〜(「ダフニスとクロエ」の第二組曲も好き)
マ・メール・ロワの全部聴きたい人はこちら
あなたの人生に潤いを与えてくれるものってありますか^^
それはもちろん芸術じゃなくても、自然と触れることでも、旅でも、料理を作ることでも、ゲームでも(笑)、何でもいいと思うんです♪
たまにそんな風に思いを巡らせてみるのも素敵かなって思います
★ 昨日のスペシャル
夕飯に焼豚を作りました。前に少しだけ通っていたお料理教室のレシピ。とっても簡単で美味しいので今度ブログでも紹介したいなぁ…
息子が席につくなり「わっ♡おいしそう〜」とニコニコして言ってくれて、幸せな気持ちになりました^^
オイスターソース味と酢醤油味の2種類です♪